秋冬のレイヤリングにおすすめなBRINGのアイテムたち

【登山ウェア】初心者におすすめ!BRINGスタッフが、秋の登山で活躍するレイヤリング&装備をご紹介。

2024.10.16

これから始まるベストシーズンに向けて、おすすめの登山ウェア。

ようやく夏の日差しも落ち着き、山で過ごすのが心地よい季節になりました。紅葉や山の景色を楽しみに、多くの方が登山・キャンプに訪れることでしょう。

 

秋から冬にかけての登山は、朝晩の冷え込みや、運動時と休憩時の温度差が激しく、重ね着で体温調節することが重要です。けれども初心者の方にとっては、何をどう組み合わせたら良いのか難しいですよね。

初心者におすすめ!BRINGスタッフが教える、夏のレイヤリング特集。 でもお伝えしたように、登山の重ね着(レイヤリング)で重要なのは、「汗抜け」「通気性」「保温性」です。特に、寒風が吹く秋冬の登山では、汗が抜けないとウェアが濡れたままになり、それを着続けることで体温が奪われ、危険な状況に陥ることもあります。

 

今回は、秋~冬の登山でも快適に過ごせる、BRINGスタッフおすすめのレイヤリングや装備をご紹介します。これを読めば、登山初心者の方でも重ね着のコツが掴めますよ!

レイヤーの基本は「ベース」「ミドル」「アウター」の3層構造。

レイヤリングの3層構造を解説する画像

①ベースレイヤー

肌に一番近い部分に着用するアイテムです。全てのレイヤリングの土台となります。おすすめは吸水速乾性があるタイプ。特に冬場は、汗で身体が冷えないようにしてくれます。アンダーウェア(下着)もこの分類に含まれます。

 

②ミッドレイヤー / ミドルレイヤー

ベースレイヤーの上に着るアイテムです。汗などの水分の湿気を発散し、体温を保持する役割があります。ただし保温性が高すぎると「オーバーヒート」が起きて、暑くなりすぎるという失敗談も。同時に通気性の高いアイテムを選ぶことが重要です。

 

③アウターレイヤー

レイヤリングの一番外側になるアイテムです。雨を防ぐ「レインウェア」、寒さから身を守る「インサレーションウェア」、風を遮る「ウィンドシェル」など、目的・役割に応じて様々な種類があります。季節や天候によって変えたり、時には行動中と休憩中で着替えたりすることも必要になってきます。

 

 

登山歴20年のベテランが、秋の登山コーディネートを紹介!

レイヤリングの基本はおさらいできましたでしょうか。

 

今回、秋の登山コーディネートを教えてくれたのは、BRINGのブランドディレクターを務める中村さんです。ベテランならではの意見を、たくさん聞かせてくれました。

BRINGブランドディレクター 中村のイラスト

BRING ブランドディレクター 

中村崇之

ウェアだけではなく、リュックやシューズなど、登山に欠かせない装備についてもご紹介しています。是非参考にしてくださいね!

    こんな登山におすすめ

 ・~1000mの低山登山(東京都内であれば高尾山、御岳山など)

 ・日帰り(23時間程度のハイキング)

 ・本格的に寒くなるまでの秋シーズン(9月後半~10月)

トップス - ベースレイヤー&ミッドレイヤー

汗をガンガン吸って、毛羽感が肌の接地面を減らしてくれるので、かなり快適です。「肌離れが良い」とは、まさにこのこと!秋の低山はこれ一枚でもOK。生地厚は「Basic Weigt」(175g / ㎡)で、街着としても使える厚さ。素肌に着てもちょうど良い着心地だと思います。オーバーサイズでオシャレに着るのもおすすめ。

トップスアウターレイヤー

Outdoor Research】ヘリウム レイン ジャケット

【Outdoor Research】ヘリウム レイン ジャケット

防水性と耐久性に優れた「Pertex® Shield」仕様なので、レインウェアやウィンドシェルとしても使えます。どのシーズンでも着まわせる一着。

ボトムスアンダーウェア

WUNDERWEAR」シリーズの特徴である締め付けないニットが、血流を止めないので快適に穿けます。生地と肌の接地面を少なくする工夫がされているので、汗っかきでもべたつかず安心!

ボトムスミッドレイヤー

WUNDERWEAR “ONE”を、くるぶしまで伸ばしたようなレギンスです。腰の部分は重ね着した時にずり落ちないように、平ベルトになっています。まだ暑くて汗ばむ日は、アンダーウェアを穿かずに、レギンスだけでも穿けます。

ボトムスアウターレイヤー

mont-bell】バーサライトパンツ

【mont-bell】バーサライトパンツ

突然の雨対策に必ず持たなくてはいけないけれど、なかなか使用頻度は高くはないのがレインパンツ。できるだけ。コストと軽さのバランスが良い物を選びたい。モンベルのバーサライトパンツは、軽さのわりに値段も「軽い」のでおすすめです。

小物帽子

halo commoditySalt Path Cap 24s

【halo commodity】Salt Path Cap 24s

街中でも使いやすいデザインです。シーズンによって色、素材、形がアップデートされていて、人気色はすぐ売り切れるので、気に入ったものがあれば即買いマスト。

小物靴下

Smartwool®】【ibex Japan

【Smartwool®】ハイククラシック フルクッション オーバーザカフ

Smartwool®ハイククラシック フルクッション オーバーザカフ-LOST ALLOW ONLINE STORE(https://www.lostarrow.co.jp/store/g/gSW70130001005/)

両ブランドとも、ウール糸の品質が群を抜いています。湿度で蒸れるので、濡れ感は感じてしまうもの。雨の山はさっさと下山しましょう!

小物シューズ

ALTRA】オリンパス 5 ハイク ロー ゴアテックス

【ALTRA】オリンパス 5 ハイク ロー ゴアテックス

アルトラの中でも最もクッション性があり、山を歩くのが楽しくなる一足。クッション性が高いので、普通のシューズのような感覚で使うと少し違和感があります。指先を開いてしっかり大地を掴んで、踵から指先までをタイヤの様に滑らかに地面に這わせる感じで歩いてみてください。踵はほとんどつけないくらいの感覚です。

小物リュック

and wanderPE/CO 20L daypack

【and wander】PE/CO 20L daypack

最初の山登り用ザックは、街でも使えるものを買ってみましょう。初心者の方には、自分がおしゃれだと思って気に入ったもので、是非山にも行ってみてほしいです!


他にもいろいろ!秋~冬の登山におすすめのBRINGアイテム。

気になるアイテムは見つかりましたか?

他にも、秋~冬の登山で活躍するBRINGのアイテムを一挙ご紹介します!

ベースレイヤー&ミッドレイヤーにおすすめ

冬場の登山でも身体の熱を逃がさず、体温をキープできて安心です。縦・横・斜めに伸びるニット生地で、動きやすさも抜群。

ベースレイヤー&ミッドレイヤーにおすすめ

フードを被ればバラクラバにもなります。耳や口元を包み込むような温かさで、冬場の登山やテント泊、街中でも活躍します。

ミッドレイヤーにおすすめ

裏毛スウェットで保温性に優れたアイテム。ポリエステル100%なので吸水速乾性も高く、身体を動かしてもオーバーヒートしづらいです。

アウターレイヤー(ボトムス)におすすめ

山で穿けるデニムパンツ。ゆとりのあるシルエットで、アクティブな動きも妨げません。ポリエステル100%で、ムレ感も軽減されています。

靴下におすすめ

BRINGWUNDERWEAR SOCKS

メリノウールと再生ポリエステルを混紡した、とろける肌触りのソックス。足元の冷えが気になる方には、2枚重ね履きもおすすめです。

BRINGの直営店「BRING CIRCULAR TAKAO」がある高尾山も、この時期は紅葉が見頃です!高尾山は標高599mで、初心者の方におすすめの山の一つ。オーソドックスな1号路や、吊り橋を渡る4号路など、全部で6つの登山コースがあるので、いろいろなルートを試して楽しむことができますよ。

 

是非今回ご紹介したウェアを着て、高尾山に登りに来てくださいね!

BRING CIRCULAR TAKAO Instagram

https://www.instagram.com/bring_circular_takao/

BRINGオンラインストア

https://bring.org/

執筆:熊沢紗世

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