春夏のレイヤリングにおすすめなBRINGのアイテムたち

【登山ウェア】初心者におすすめ!BRINGスタッフが教える、夏のレイヤリング特集。

2024.7.29

登山におすすめのレイヤリングとは?

レイヤリングとは、分かりやすい言葉でいうと「重ね着」です。山中では急に寒くなったり、雨が降ってきたりと、気候の変化に悩まされるもの。けれどもレイヤリングを工夫することで、体温調節が上手にできるようになります。

 

また、高性能な登山ウェアでも、組み合わせを間違えると効果が発揮できないという落とし穴も。レイヤリングのルールを覚えることは、登山を安全、快適に楽しむための第一歩なのです。

 

今回は、BRINGスタッフがおすすめする夏のレイヤリングをご紹介します。

登山初心者の方は必見です!

レイヤーの基本は「ベース」「ミドル」「アウター」の3層構造。

レイヤリングの3層構造を解説する画像

①ベースレイヤー

肌に一番近い部分に着用するアイテムです。全てのレイヤリングの土台となります。おすすめは吸水速乾性があるタイプ。特に夏場は汗冷えを防いでくれます。アンダーウェア(下着)もこの分類に含まれます。

 

②ミッドレイヤー / ミドルレイヤー

ベースレイヤーの上に着るアイテムです。汗などの水分の湿気を発散し、体温を保持する役割があります。ただし保温性が高すぎると「オーバーヒート」が起きて、暑くなりすぎるという失敗談も。同時に通気性の高いアイテムを選ぶことが重要です。

 

③アウターレイヤー

レイヤリングの一番外側になるアイテムです。雨を防ぐ「レインウェア」、寒さから身を守る「インサレーションウェア」、風を遮る「ウィンドシェル」など、目的・役割に応じて様々な種類があります。季節や天候によって変えたり、時には行動中と休憩中で着替えたりすることも必要になってきます。

 

 

これでもう失敗しない。夏の登山コーディネートを紹介!

レイヤリングの基本が分かったところで、いよいよBRINGスタッフがおすすめする夏の登山コーディネートをご紹介します。今回教えてくれたのは、BRING CIRCULAR TAKAO店員の河野さんです。

河野さんの似顔絵イラスト

BRING CIRCULAR TAKAO店員

河野さん

トップス、ボトムスだけではなく、頭から足先までコーディネートしてくれたので、是非参考にしてくださいね!

    こんな登山におすすめ

 ・~1000mの低山登山(東京都内であれば高尾山、御岳山など)

 ・日帰り(23時間程度のハイキング)

 ・梅雨明け(7月下旬)~9月中旬

トップス - ベースレイヤー

汗の吸収が早く、すぐに乾くので汗冷えしにくい。暑いときはDRYCOTTONY Sleeveless T-shirtに変えたり、肌寒いときはDRYCOTTONY Long sleeve T-shirtを重ねて着たりして調節します。

トップスミッドレイヤー

速乾性と通気性を兼ね備えたアイテム。首が焼けないように襟付きのものを選びました。気温によってはDRYCOTTONY STAND COLLAR SHIRTに変えています。

トップスアウターレイヤー

HOUDINI】ウィメンズ カム アロング ジャケット

【HOUDINI】ウィメンズ カム アロング ジャケット

100gくらいの軽さで、風が防げるものをチョイス。このジャケットは、強力なリサイクルナイロン100%Rise Ripstop™生地を使っていて、耐久性、防風性に優れています。

ボトムスアンダーウェア

乾きやすさ重視で、再生ポリエステルとメリノウールが50%ずつの「50/50」を選びました。オーバーヒートしないように、気温を考えてアンダーウェアを決めています。

ボトムスアウターレイヤー

ゆったりと穿けて、締め付けが少ない。裏面に凹凸のある生地なので、接地面が少なく、夏でもべとつきません。

小物帽子

RIDGE MOUNTAIN GEAREnough Hat

【RIDGE MOUNTAIN GEAR】Enough Hat

夏の日差しを避けたいので、日除けのついたハットを選びました。

小物靴下

BRINGWUNDERWEAR SOCKS

再生ポリエステルとメリノウールの混紡なので、調温性が高くムレにくい。足の指が動かしやすいので、歩きやすいです。

小物シューズ

Vivobarefoot】プライマストレイルニット FG

【Vivobarefoot】プライマストレイルニット FG

どんな地形にも吸い付くグリップ力で、足裏でしっかり地面を感じ取りながら歩けます。

小物リュック

OMMUltra 8

【OMM】Ultra 8

小さいのに、必要最低限のものが入るしっかり大きさ。フィット感がとても良いです。暑い時期は、背面が長くないものを選びます。

小物ウエストバッグ

CAYLFanny Pack Grid

【CAYL】Fanny Pack Grid

暑くてリュックも背負えない時は、ウエストバッグを使います。荷物はできるだけ少なめに。


他にもいろいろ!春~夏の登山におすすめのBRINGアイテム。

気になるアイテムは見つかりましたか?

他にも、春~夏の登山で活躍するBRINGのアイテムを一挙ご紹介します!

ベースレイヤーにおすすめ

メリノウールと再生ポリエステルが50%ずつ混紡されているため、暑くなりすぎず、程よく保温性が保たれる。暑い時期は1枚で着てもOK

ミッドレイヤーにおすすめ

朝の肌寒さを軽減します。首元が開いているため、必ず下にインナー(またはベースレイヤー)を着てリュックのショルダーが擦れないようにしています。

アウターレイヤーにおすすめ

防風性が高く、ウィンドシェル代わりに。そのまま街に来ていっても違和感のない、おしゃれなアイテム。

ミッドレイヤー(ボトムス)

春先のまだ肌寒い時期に着用します。直接足に触れるため、保温性が高く、汗をかいても乾きやすい素材を選びました。

アウターレイヤー(ボトムス)におすすめ

薄手でムレにくいのが、この時期にぴったり。細身なので、上に防水パンツを穿いてもかさばりません。

ちなみに、梅雨時の登山は道がぬかるんでいて滑ったりするので、初心者の方にはあまりおすすめしません。梅雨が明けてからの登山シーズンに向けて、今のうちにしっかり準備しておきましょう!

BRINGオンラインストア

https://bring.org/

執筆:熊沢紗世

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