山道を歩く、あじゅさん。

BRING USER INTERVIEW03 登山、ドライブ、畑仕事―。アクティブな毎日にBRINGアイテムが大活躍!| あじゅさん

2024.9.24

BRINGご愛用者様インタビュー第三弾は、登山歴約10年、「日本百名山」踏破を目指して全国を旅する、あじゅさんにお話を伺いました。


BRINGの服やアンダーウェアは機能性が高く、日常でも着まわせる。

― BRINGを知ったきっかけは何でしたか。

 

あじゅ インスタでフォローしていたお店で取り扱いが始まったことがきっかけでした。いろいろなところでハチのマークを目にするようになったので、気になって自分で調べてみたりもして。その際に、リサイクルされた再生ポリエステルを使って服作りをされていることを知りました。

― BRINGのアイテムは何を持っていますか。

 

あじゅ BRING T-shirt Basic DRYCOTTONY.DRYCOTTONY HEAVY WEIGHT T-shirt DRYCOTTONY Sleeveless T-shirtDRYCOTTONY バスクシャツWUNDERWEAR “ONE”2枚持っています。Tシャツはどれもポリエステル100%ですが、つるつるした冷たい感じが全くなく、コットンっぽい着心地なのが好きです。乾きの良さにも感動しました。洗濯機から出して、干そうとした時にもうほとんど乾いているので。夏場は着まわして、週に何回か着ています。

DRY CORRONY HEAVYWEIGHT T-shirtを着る、あじゅさん。

― Tシャツはどのようなシーンで着用されているのでしょうか。

 

あじゅ どんな標高でも着ています。Tシャツはレイヤリング次第で調整ができるので、アルプスの3,000m級でも低山の1,000m級でも着ますね。夏は基本半袖Tシャツ&短パンで、風が吹いて肌寒い場合はシャツを羽織って調整します。インナーはウールが混紡されているブラのみで着ることが多いです。BRINGTシャツで汗冷えを気にしたことがないので、それで問題ありません。さらっと一枚、直肌に着ても気持ち良いです。またデザインがシンプルなので、山だけではなく日常でも頻繁に着ています。

― WUNDERWEARはどんな時に穿いていますか。

 

あじゅ テント泊でとても重宝していて、ずっと穿きっぱなしで歩いています。34日穿き続けていても、匂いが気になりません。最近、街でも穿きたいと思って1枚買い足しました。窮屈感がなくて、「穿いてたっけ?」くらいの感覚なので、ボクサータイプでも穿き心地は気にならないです。

街の喧騒を離れ、山の上では思う存分自然と戯れる。

登山を始めたのはいつ頃なのでしょうか。

 

あじゅ もう10年くらい前になります。当時はストリート系のアパレルで働いていて、自転車やランニングをしていました。その繋がりで友人に誘われて、山に行ったのが始まりです。何ヶ月に一回という頻度で、金時山、那須岳、茅ヶ岳など、関東の登りやすい山にちょこちょこ行っていました。がっつりと登山にハマったのは、八ヶ岳連峰の天狗岳に登った時にとても天気が良く、絶景を見られたことがきっかけです。そのうちに「日本百名山」というものがあると知って、百名山を全て制覇しようとハイペースで登るようになりました。今は「休みの日に晴れたら山に行こう」という感じで、多い時は週2回ペースで行っています。

山の尾根を望む、あじゅさん。

百名山制覇まで、あと10座ですね!

 

あじゅ 全国各地で住み込み生活をしていた頃はあまり登っていなかったので、少し時間が掛かってしまいました。北海道に8座残っています。あとは福井の荒島岳と、最後は富士山で締めくくる予定です。昨年末から今年の頭にかけては、九州に滞在しながら百名山をいくつかまわりました。移動には愛車のジムニーを使っています。元々ペーパードライバーだったのですが、以前、北海道の利尻島で働いていたときに練習して、ジムニーの新型が出た時に買いました。今では、自分好みにカスタムするほどの車好きです。車で登山口まで行って、山に登り、下山してまた車で帰るという一連の流れが気に入っています。

愛車のジムニーと並ぶ、あじゅさん。

他にもお気に入りの登山スタイルはありますか。

 

あじゅ テント泊で、ご来光や夕陽や星を見て過ごす時間が好きです。以前は登頂にこだわってガツガツ登っていましたが、最近は良い写真が撮れたら、ピークを踏まなくても良いかなと思うこともあって。写真を撮りにいこうとか、お花が綺麗だから眺めにいこうとか、登ったことのないルートを試してみようとか、これまでとは違う楽しみ方ができるようになってきました。

山中でカメラを持つ、あじゅさん。

山で一泊される際は、どんなことをして過ごしているのですか。

 

あじゅ 食事は簡易的で、アルファ米とレトルトパウチのガパオなどを混ぜて食べることが多いです。コーヒーを飲んだり、テントでのんびり過ごしたり、お散歩したり...。下山することを考えず、煩わしい人混みを避けて、夜までゆっくり過ごせる時間が好きです。

カメラは登山を始めてから好きになったのでしょうか。

 

あじゅ ミラーレス一眼は前から持っていました。しっかりと写真を撮るようになったのは、山に登り始めてからです。自然現象の写真や、雨上がりに夕陽がパーンと見えた瞬間とか、その場所、その時間にしか味わえない景色を切り取るのが好きです。あと雷鳥が大好きで、雷鳥の写真を撮るためだけに山に入ることもあります。

あじゅさんが撮影した雷鳥。

雷鳥はどこで見ることができるのですか。

 

あじゅ 北アルプスで増えてきていています。何度も登る中で必ず逢える場所が分かってきたので、100%の確率で出逢える山もあります。 5月頃が繁殖期で、オスとメスが一緒に行動し始め、遭遇率も高まります。冬毛から夏毛に生え変わる可愛い時期でもあるんですよ。山で生きている動物や植物、全てに言えることですが、標高が高いところで厳冬期を生き延びて、また夏を迎える生命力は本当にすごいなと思います。最近は生き物だけではなく、地質にも興味を持ち始めました。岩の種類や地層を調べて、「この山はどうやってできたのだろうか」と思いを巡らせています。

まだ見ぬ景色を追い求め、日本全国を歩き尽くす。

― BRINGの服はリサイクルされてできた再生ポリエステルを使用していますが、日頃の生活で環境やサステナブルなことを意識されることはありますか。

 

あじゅ 古着が好きなので、自分も着なくなった服は譲ったり、リサイクルに出したりして、すぐに捨てないことを大事にしています。次の誰かが気に入ってくれたら良いなと思って。また、長野県の松本市に移住して4年間、ずっと畑で野菜を育てています。毎年土を起こして、ネットを張ったり、肥料の割合も考えたりして、自分たちが食べる分の野菜はまかなえていますね。大葉やバジルはとてもよく育ちます。他にもきゅうり、なす、唐辛子、ピーマン、じゃがいも、ネギ、パクチーなどが育ち、採れすぎてしまったら、近所の方に配ることも。種が取れるものは翌年まで残しておいて、繰り返し栽培しています。料理をしていて足りないってなった時に、すぐ摘みにいけるのは手軽で良いですよ。

畑はご自宅の近くにあるんですね。

 

あじゅ 家のすぐ裏にあります。夫の実家が果樹農家をされていて、使っていない畑を貸していただきました。野菜を育てる前に、土を育てるための勉強をするのも面白いです。山登りと同じで、ハマると突き詰めてしまう性格なんですよね(笑)。

百名山を制覇した先に、目指していることはあるのでしょうか。

 

あじゅ この前、アルプスの地図を広げて行ったことのあるルートを塗りつぶしてみたんです。そうしたら、歩いたことのないルートや、「ここはどんな感じなんだろう?」と思うようなアプローチがまだまだたくさんあって。地図が真っ黒になるまで、歩き尽くしてみたいと思いました。山だけではなく、東海道五十三次や中山道といった、歴史的に有名な道を歩くのも面白そうだなと思っています。日本中、いろいろなところを歩いてみたいです。

山道を歩く、あじゅさん。

登山だけではなく、愛車のジムニーでのドライブ、ペンタックスでの山岳写真撮影など、とてもアクティブに活動されている方で、面白いお話をたくさん伺うことができました。記事には書き切れませんでしたが、リゾートバイトや住み込みのお仕事で日本各地を転々とされていたお話もとても興味深かったです。

あじゅさんのお気に入りアイテム

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あじゅさんのインスタグラム

https://www.instagram.com/mbrg_aju/

取材・執筆:熊沢紗世

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