※本記事は、2021年8月に公開した記事を編集して再掲載しています。
【BRING UNIFORM導入事例】チームメンバーの一体感を作り出した、おそろいのユニフォーム。| テラ・ルネッサンス
2024.9.27
テラ・ルネッサンスは、ウガンダ、カンボジア、コンゴ、ブルンジ、ラオスの5ヶ国で、元子ども兵たちの社会復帰支援等のプロジェクトに取り組んでいます。設立20周年を記念し、「テラ・ルネッサンスファミリー」とも言えるチームの団結をより強くする、DRYCOTTONY Polo Shirtのユニフォームを導入しました。
完成したユニフォームは、国内事務局で働くスタッフ、パートタイマー、インターン、現地で洋裁、木工大工などを教える技術講師や、ドライバーとして働くスタッフたちに配布。これまで、紛争によって苦しみや悲しみを抱えた方々の支援を行ってきた実績を糧に、今後は日本以外の国での啓発活動、戦争を無くすための政策提言にも力を入れていきます。
テラ・ルネッサンスの20周年キックオフイベントでは、国内外の各事務所を中継で繋ぎ、トークイベントを開催。スタッフ全員がユニフォームを着用しました。
ウガンダ事務所で働くスタッフ。ユニフォームの胸元と背にはテラ・ルネッサンスのロゴがプリントされています。
ラオス事務所のスタッフは白いユニフォームを着用。女性は「シン」と呼ばれる巻きスカートを合わせてコーディネートしています。
テラ・ルネッサンス理事の鬼丸昌也さんにお話を伺いました。
― BRING製品をユニフォームにご採用いただいた理由をお聞かせください。
テラ・ルネッサンスが取り組んでいることのメインは、海外の紛争で被害に遭った方々の自立支援です。紛争が続く原因の一つには、レアメタルや貴金属といったいわゆる紛争鉱物がある。そう訴えかけているのに、自分たちの着るユニフォームに、背景に児童労働という問題があるようなコットン生地が使われていたら矛盾が生じますよね。世界から紛争や戦争を無くすため、「サステナブル」という価値観はとても重要になってきます。我々の活動、理念、主張と矛盾をしないという最大のポイントを満たすのが、BRINGの再生ポリエステルで作られた商品だったんです。
― ユニフォームを導入して良かった点はありますか。
ユニフォームを設立20年目にして初めて導入し、各国の事務所で働くスタッフにも提供したことで、チームとしての一体感が高まりました。日本人スタッフか、現地人スタッフかの区別なく、全員に渡したというのはとても大きかったです。今までの働きに感謝したいという私たちの気持ちも伝えることができ、それによってスタッフたちのロイヤリティも向上しました。ユニフォームを介して、テラ・ルネッサンスで働く誇りや喜びを可視化することができたと考えています。「チーム」や「ファミリー」という言葉を100回、1000回伝えるより、1着のユニフォームを渡して着てもらったほうが実感してもらえますからね。
― 機能面については、どのような感想をお持ちでしょうか。
着心地やサラッとした肌触りがとても気持ち良いです。耐久性にも優れていると感じています。アフリカやアジアの現場で作ろうとすると、ここまでの耐久性にはならないですからね。現地のスタッフは大切に着ているみたいですよ。イベントがあるときや、写真を撮るときなど、ハレの日に着ているそうです。
導入商品
取材・執筆:熊沢紗世
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