BEAMS JAPAN『秋のスウェット祭り』とコラボしました
BEAMS JAPAN『秋のスウェット祭り』とコラボレーション。
11名の職種の異なるアーティストのデザインをプリントしたリサイクルのスウェットの販売を行いました。
会期:2019年9月27日(金)〜10月6日(日)
場所:東京都新宿区新宿3丁目32−6 ビームス ジャパン4F 03-5368-7300
ワークショップ:10月27日(金)、28日(土)、29日(日)13時〜19時
参加作家:雨田大輔、石川顕、伊藤弘、ジェリー鵜飼、内田洋一朗、神山隆二、小林一毅、 菅原一剛、玉井太朗、森川綾太、立沢トオル
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昨年暮れ、国内でリサイクルされたポリエステル糸で編まれた裏毛の生地を見た。年明け早々から製造元のBRINGとスウェットシャツを作ることで進めてきた。 リサイクル、リデュース、リユース。今日それらは避けられない事だが、概念に振り回されるより自分にあった行動をする方が関わりやすい。先ず単純にぼくはこの裏毛生地が気に入ったのだ。気に入ったから良い製品にしようと思った。それがリサイクルされた糸だった。 ポリエステルだから吊り裏毛よりさらに柔らかい。その柔らかさを利用した。身幅が太く着丈の長いシルエットが風を孕らむ。ちょっとスモックのようなシルエットだ。 スモックはイギリス発祥の軽作業着。そういうのがぼくは好きだ。軽作業着で軽運動着のスウェットシャツはキャンバスでもある。今回秋のスウェット祭りに、超多忙な日々を送っている友人たちが、作品を提供してくれたことに大変感謝している。本来なら作品解説は伊藤弘さんを措いて居ないが、何から何まで甘えるのもいけないので、ぼくの的を得ない文で勘弁して欲しい。 末筆になるが、本藍染のイベントを企画してくれた渡邉健太氏、スウェットシャツのパターンを何遍も修正して作り上げてくれた西村匡史氏には心からお礼申し上げたい。 海千山千會 立沢木守
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