【BRING高輪】 アズマの「ちょっとのぞいてみませんか?ep.5」日本山岳耐久レース長谷川恒男CUP(の応援)
ハセツネ
それは東京奥多摩で開催される「憧れ」の大会。
30年以上の歴史を持つ日本屈指の山岳レース。

下記公式HPに記載されているハセツネの大会の歴史
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広く自然に親しむことの素晴らしさを知って、森林浴、ウォーキング、ハイキングから登山までさまざまな形で、その領域は際限なく広がっています。首都東京の汚れた大気を浄化してくれるのも郊外である奥多摩の自然が大きな役割を果たしています。この、かけがえのない奥多摩の自然を護り育むことは、私どもに課せられた責務であると考えます。
次の世代へ、いかにこの奥多摩の豊かな森と、清らかな水を継承できるか、一人一人の考え方が重要であります。私どもは、自然にどのように接したら良いか自然観察会などを通し、自然を良く識り、親しむ方法なども啓発活動の一環として行っています。
その上で、美しい奥多摩の自然の中で、自己の限界に挑戦し、強い身体を鍛えていく『日本山岳耐久レース』により、健全なる心身を育んでいきたいと考えております。
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ワタシは登山を趣味とする者として、上記の大会趣旨に強く共感するところがある。
「広く自然に親しむことの素晴らしさを知って、森林浴、ウォーキング、ハイキングから登山までさまざまな形で、その領域は際限なく広がってい」て、、
ワタシ自身もその素晴らしさの恩恵を受けることで、クオリティオブライフの向上を図ることができていると思っている。
「次の世代へ、いかにこの奥多摩の豊かな森と、清らかな水を継承できるか、一人一人の考え方が重要」だということも強く共感する点だ。
ワタシは元々教職に就くものだったが、そのころからこどもたちの未来を想う気持ちは変わらない。
次世代、次々世代がオジサンになったときに、同じ感覚ではなくても、美しい自然山々や流域に生息する動植物によって「生きている実感」を感じられるように、たった今オジサンのワタシたちが、できる範囲でも構わないからやっていけたらいいなと思っている。
そんなハセツネカップの理念への共感とともに、
ワタシにトレランを始めさせた師匠が出場するというので、
ハセツネ大会の応援に馳せ参じたわけである。

左:ワタシの師匠、堀秀秋選手。右:レース前集中したいところにちょっかいをかけるオジサン。
ワンダーオジサンは約3年前から登山を始めたペーペーだ。
さらにトレイルランニングは2024年の4月に初めて20kmを走ったばかり。
最長距離でも23kmと、世間一般のオジサンなりの体力をしている。
(みんなだいたい「えー20kmも山走れるのー!!?」というが、運動未経験者でも大丈夫だ。なぜなら、走らないからだ。)
今回のハセツネ大会は70km。もちろんワンダーオジサンは出場しない。
しかしながら、出場選手を拝見すると、自分よりもお年が上で、じっくりゆっくりとでも歩を進めて、完走される方もいらした。
本当に尊敬の念が堪えない。
ワタシは選手のスタートの瞬間は見届けず、約15km地点、八王子市最高峰の「醍醐丸」で選手を待つことにした。
醍醐丸には多くの応援者が集まる。
選手からすれば、序盤だが、急登続きで疲労の溜まるコースで応援者がいてくれるのは、心の底から気分が上がるらしい。
和田峠駐車場に車を停めて、醍醐丸へ駆け上がり選手を待つ。
選手が頑張ってるのだから、標高200mくらいは駆け上がってもいいだろうと走った結果、汗をかくワンダーオジサン。WUNDERWEAR Tシャツ (167cm / 78kg アマチュアレスラー体型 Lサイズ着用)

選手がきたら全力で応援するし全力で撮影だ!(Photo by my wife)
彼(堀選手)との話をさせてもらおう。
彼は、ワタシのワイフの元同僚の旦那さんだ。
彼が2023年に「KOUMI100」という100マイル(約175km)のレースに出場した際、サポート、と言ってはおこがましいがお味噌汁作ったり、休憩の時足もんだり寒そうだったから背中をさすってあげたりしたのがファーストコンタクトだった。
彼にとって初めての100マイルの挑戦だ
った。この時は雨降り続く中のレースとなり、気温も一桁で選手にとっては危険を感じるほどのコンディションだっただろう。しかし、初挑戦にして彼は見事に完走したのだ。(完走率31%)
この時ワタシは感涙した。歳を取ると涙腺が緩むとはよく言うが、この時は年齢は関係ないだろう。
震えながらも挑戦を続ける彼を目の当たりにして、言葉では説明し難い感動を覚えてしまった。
それ以来、ワタシとワタシのワイフは完全に彼の「追っかけ」をやっている。
今回のハセツネ大会も彼を追いかけながら応援し、最後はゴール前でドキドキしながら待っていた。
昨年が初出場で13位だった堀選手。
今年は総合8位でゴールイン!!

8時間50分でゴール!!長い長い旅を終えた選手を見ていると、何度見ても感動する。
彼はこよなく自然を愛する青年だ。
山も走るし、家庭菜園も作るし、カエルやイグアナやモルモットも好きだし、釣りに出て魚をさばくこともできる。
自然や命の大切さを知っている漢だし、それは自然や動物に対してだけでなく、彼との人間関係の中でも感じられるものだ。
そんな人が、人工的開発の最先端東京都で開催される「ハセツネ」に出場し、トップ10に名を連ねることは、BRINGの一員としても、自然を愛する(自然に救われている)ひとりのオジサンとしても、とーーーーってもうれしいことなのだ。

そしてそんな堀選手もWUNDERWEAR”ONE” を愛用してくれている。うれしい。
このブログを読んでいるとてつもなくマニアックなそこのあなたは、当然ながら「時々は自然に思いを馳せる人物」だと確信しているのだが、あらためて登山やトレイルランニング、その他多くの自然との触れ合いの中で「自然への感謝の念」と「それを継承していく活動」を同時に表現できたら良いと思っている。
BRINGのウェアを着用することは、もしかしたらいますぐできる「活動」のひとつなのかもしれない、とあらためて思った次第だ。
いつもながら、最後にはおしつけがましい宣伝で終わることをどうがご容赦いただきたい。
そしてこんなブログの末尾まで読み込んでいるそこの変わり者のあなた、堀秀秋選手のことをどうか応援してあげてほしい。ワタシは応援しつづける。
次回、「タイトル未定」