【BRING 高輪】 アズマの「ちょっとのぞいて みませんか?ep.3」 WUNDERWEAR シリー ズ山で使ってきた~9月末の甲武信ヶ岳

「2025年の夏は異常な暑さだった。」
ワタシ個人の感想だが、 正直ここ数年、毎年同じ感想だ。
山が趣味、とかいいつつも暑いのがこの世で一番嫌いなワタシは 7、8月は3000m級の山ばかり行ってしまっていた。
9月に入っても暑さは続いていたが、9月最終週になり気温が少し下がってきたので、
「そろそろ行かないと低山の神様たちがお怒りだろうなあ」
と感じたもんで、深田久弥氏が定めた「日本百名山」のひとつ
甲武信ヶ岳(2475m)に登ることにした。
低山と言っていいのかどうかわからないが、夏に登ってしまうとキライになってしまいかねないので、あえて涼しくなってから、と決めていた。
そして、タイミングよくも、BRINGの販売員になったこともあり、9月末にBRING の服を着て登ってみようと心が動いたわけだ。
この日の服装はこれにしよう!と家を出る前は思っていたが、
案外気温が下がったため長ズボンに変更した
ワタシは3年前から WUNDERWEAR "ONE"を、
2年前から WUNDERWEAR シームレスクルーネックをすでに愛用している。
これらの”良さ”は十二分に理解しているつもりだ。
今回は WUNDERWEAR "ONE"は当然履いていくとして、
WUNDERWEAR シームレスフーディーと WUNDERWEAR Tシャツ
を同時使用してみたので、その着用感とともに今回の”修行的山行”について語っていく。
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9月末、平地(東京)の気温は28度。
35 度を連発していた夏と比べたら、めっちゃ涼しい!!
と勘違いしてしまう気温だが、北海道生まれのワタシにとってはまだまだ真夏の気温なんだよこりゃあ。暑すぎる。。。
ということで、なるべく午前中のうちに下山することを目指して、前日夜から出発、毛木平駐車場で眠ることにした。
まだ暑く感じていたので WUNDERWEAR Tシャツのまま寝ようかと思っていたが、刻々と過ぎていく時間とともに気温も下がっていく。(駐車場は標高1460m)
深夜2時ごろ、車内にまで冷気が侵入。
温度計を持っていなかったので正しい気温はわからないが、ワタシのぶ厚い皮ふの温度計によると約10度ほどといったところか。
なんでこんなに冷えるんだ!?と思って一度外に出てみると、そらあ寒いわと言わんばかりのツンとした冷えた空気に満点の星空が浮かんでいた。
星を撮影したつもりがおじさんのアゴが写ってしまった。失敬。
すぐさま車内に戻りWUNDERWEAR シームレスフーディーを身にまとう。
着た瞬間にホッとあたたかい。
そのうえからモンベルのインナーシーツの中に入って快眠!! 着るだけで睡眠の質が変わるってことか?
フードをうまく使ってアイマスクにするTips。
ちなみに車中の枕には水族館でよく売られているチンアナゴがベスト。
4時半に起きてまだ夜明け前、涼しいうちに行動したいので5時には出発した。
2名の仲間とともに出発だ!(自分に「もっとまともな写真を撮れ」と言いたい)
選んだルートは毛木平駐車場から十文字峠、武信白岩山、三宝山を通って甲武信岳山頂へ行き、下りは沢沿いを行く大周回ルート。
徐々に明るくなっていく空とともに、さっそく大急登がスタート。
いつまで続くんじゃい、とくだまくワンダーおじさんは心も身体もヒートアップしていく。
さすがに行動量が多くなると暑い。スタートして30分(5時30分ごろ)
はい、脱いでもWUNDERWEARのワンダーおじさん
9月末の標高1500m前後はさすがにまだフーディはヒートアップしすぎる前に脱いだほうが良い。
大急登によって噴き出た汗を、ベースレイヤーに着ていたWUNDERWEAR Tシャツが吸い上げてくれていたおかげで身体が汗冷えすることないし、「どうせまだまだ急登が続くんだろ」とタカをくくっていたから、10度(体感)でも半袖問題なし。
汗っかきの諸君は「半袖最高!」なんなら「スリーブレス最高!」と叫ぶだろうが、WUNDERWEAR Tシャツは身幅が大きく作られているため肌離れもよいし、人生も体型も太く生きている?おじさんにとって、とても快適なシルエットである。
もちろん、細身の方が着たらそれはまるでワンダーモデル!
汗をかいたらこんな感じ。身幅が大きめなおかげか、いかにも汗でべっちょり、み
たいにはならない。(167cm78kg男性)
雲海に感動している。この時点で標高2200m以上。スタートして2時間ほど。
まだ山頂は遠い。
このあたりから永遠とも思える大急登は少なくなり、緩やかな登りと急登とが、小気味よいリズムで入り混じる。
当然のようにワンダーおじさんは、おじさんなりに頑張りはするものの、やれ「小腹がすいた」だのやれ「おお!景色キレイだねえええ!」だの、小さな理由をつけて休憩しながら仲間2人の脚をひっぱるのだが、 当然休憩には「冷え」がつきものである。
この日はじめて WUNDERWEAR Tシャツを着て標高2000mを超えたので「冷え」に対してはどうなのかなと思っていたが、ウールを使っていることと、この薄すぎない絶妙な生地圧のおかげなのか、ほんのりあたたかい。半袖なので肌が露出している部分は風を感じるものの、それがおじさんには気持ちが良い。
無心で登り続けやっとこさ登頂するもガスガス!標高2742m。スタートして約
4 時間。肩からわきにかけて汗じみがあるのがおわかりだろう。当然、バックパ
ックと接している部分は汗じみはできるが、それ以外はなし。さわやかオジサ
ンを目指したい。(髪が跳ねているが決して寝ぐせではない。)
山頂はガッスガスで風がそこそこ強く吹いてたので、ガスが晴れるのを少し待ち
たくて待機。その隙に「汗冷え攻撃」を受けないように、ふたたびフーディを召
喚する。
仲間のうちの一人も WUNDERWEAR のフーディを着ていたため、ワンダーボー
イズと名乗りたい。
フーディを羽織るときの背中。バックパックとの接地面は汗。この後、フーディを
着ると、そのフーディが汗を吸い取ってくれたため背中の冷え一切なし。
山頂の先にある「甲武信小屋」。とても雰囲気が良く、おいしいチャイをいただ
ける。心も身体もあたたまる。
山頂についてから小屋にいた時間も含めて約一時間ほどの休憩をとり、下山開始。
甲武信岳は荒川、富士川、信濃川・千曲川の三つの主要河川の源流が湧き出す珍しい山でもある。
下山ルートはの信濃川・千曲川の源流の沢沿いをひたすらに歩く、永遠にさわや
かで延々と同じ景色が続く道だ。
まさに虚無の境地で下りを終えたのが午後1時ごろ。駐車場は夜半の冷え込みはどこへやら、カンカン照りの太陽がオーブンのように感じるくらい気温が上がっていた。
かなり汗をかいたので、おじさんはニオイをチェック中・・・
この通り!ニオイゼロ!ちなみに新品ではありません。街や自宅、勤務中など
何度も着て洗濯も行っていた個体です。
さて、下山中も半分くらいは着っぱなしでいたフーディはどうでしょうか。
入念にニオイをチェックするおじさん。この個体ももう何度も着用している個
体だ。
はい!この通り!ニオイなし!オジサンも大満足の結果でした。
このように表情で伝えようと思ったが、正直クセのあるオジサンの顔しか伝わらないと思う方は、ぜひ一度は試してみてほしい商品だ。
ニオイについてのチェックは写真でお伝えできたとして、着心地はどうなんだい?ということで、これは言葉で説明だ。
① WUNDERWEAR Tシャツ着用の感想
サラサラの持続力というかもはや濡れてもべたつかない。
理由はわからないが、「肌離れ力」が非常に高い!ふつう衣服は汗で「ぺちょ」っとくっつくものだと思ってるし、実際にこれまで着用していたベースレイヤー系はどうしても「ぺちょ」っとなっていた。
しかしこのTシャツは違う世界観を見せてくれたというか、説明は難しいのだが、、、、
おそらくワイドなシルエットが、わがままボディのワタシのお腹でも余裕があり、カーテンのようにひらひらと空間をつくってくれるからであろう。
汗が付いた部分、ようするに背中も「ぺちゃ」感がなく、バックパックを下した時
にも快適だった。
また、ワタシの着用したカラー「パープル」は汗じみが目立たない!なかなかパープルに手を出すのは勇気がない・・・というそこのあなたにもぜひおすすめしたいカラーだ。
バックパックを下した時に撮った背中。汗は十分かいているはずだが、どうだ!視
力の落ちてきたワタシには汗じみは見えないし、見えるあなたにとっても決して目
立つものではないはずだ。だからワンダーオジサンはパープルを推す!
こんなに褒めちぎってよいのかと思うほど着心地はよかった。想像ではあるが、この汗との相性を考えると、真夏も大活躍してくれそうだ。
② WUNDERWEAR シームレスフーディ着用の感想
肌当たりの良さが魅力のWUNDERWEAR の代表として恥ずかしくないクオリティを感じた。
特に車中泊時。就寝着としてのパフォーマンスは、ワタシが持っている衣類の中で断トツかもしれない。
なんといってもストレスのない柔らかな伸び方と、凹凸があり、かつ通気性の良い編み方による肌面の調温・調湿能力の高さ。
車中で眠るとき、仲間と一台の締め切った車内でいると、必然的に湿度が高まっていく。
今回も車内が結露でびちゃびちゃになるんじゃないかと思うくらいだったのだが、この WUNDERWEAR シームレスフーディを着たことで「湿度による不快感からの解放」という大恩恵を受けることができた。
また、山頂についたとき、ガスの中に包まれていたので、肌をむき出してしていると自ずと水滴がつくくらいの湿度があったが、この時にもこのフーディは「湿度による不快感からの解放」の効果を発動し、見事にワタシに快適さという勝利を届けてくれた。
今回は WUNDERWEAR のTシャツとシームレスフーディの使用感をお伝えするために、自分の山行記録のように長々と書いてしまった。
もうここまで読み込んでしまったそこのあなたはきっとかなり WUNDERWEAR のことが気になっていることだろう。
もしそうなったら、とにかく高輪か高尾の店舗に来て、試着してほしい。
もちろんその他取り扱い店舗に電話連絡して「試着させてくださいよおおお!!!」と押しかけるのもグッドアクションだ。
電話をすれば、お店の人も顔を覚えやすいから、今後のお買い物も楽しくなるぞ!
では、ワンダーおじさんのしょうもない記事を読んでしまったマニアックな諸君!
また会おう!
次回「ワンダーオジサンのロゲイニング」